本の紹介_人と違うことをやれ

読んで感じたことを話します
 
<努力をしない人間にコンサルタントになる資格はない。>
 
HBSでは、ケースを読んで、自分が社長だったらどうすると思ったかと聞く。
HBSでは教授は答えを言わない。
 
大切なのは「何が問題なのか」ひたすら考えること
 
ビジネスで一番大事なことは、何が問題なのかを考えることなのだ。リーダーにとって解決策は大した問題ではない。そんなもの部下に任せればいいだけだ。経営者や導的立場に立つような人間は、そんなことよりも何が問題なのかをひたすら考え続けなければならない。
 
現象の裏のもっと深いところまで掘り下げる技術
問題だと思っているのは実は本質的なものではなく、単なる現象にすぎない。
 
コンサルタントとは経営者により深く考えてもらう仕事
 
■考える力
・洞察力
・発想力
・集中力
 
洞察力
本来、科学的に積み重ねていけばたどり着く「因果関係」を瞬時に見出す能力。
パターン認知、確率性
 
問題に直面した際に、問題を減少としてとらえ問題の深堀をしていける力
「彼はこう書いてあるが、本当はこんなことが言いたいんじゃないか。」
 
信頼を得るために大事な3つの心
正直・素直・謙虚
 
相手から聞き出す方法
肝心のキーとなるものは相手と会ってから何分後にしようか?
具体例:刑事コロンボ
 
適度に相手尾を怒らせたり、ムキさせる方法を考えた
適度に議論をふっかけたり、無知を装ってとぼけてみたり
 
手紙は2回読む、1度目は内容把握、2度目は本質的に何が言いたいか知る
 
■中身のある可愛らしさ
「中身のある」
・自分ならではの見方や考え方を構築しておく必要性がある。
→相手がもう少し話したいというタイミングで去る
 
愛嬌は頭を使ってふりまかなければならない
何に対しても興味を示し、気にかかったことは徹底的に調べなければ気が済まなかった。
 
可愛らしさは巨額の金を積んでも手に入らないが、
長い時間をかけ、絶え間なく頭を働かせてじっくり中身を磨きあげなければならない。
 
起こった事象は全て自分が悪いかもしれないから出発する。
自分の思い通りに物事が進まない時の打開策は「立ち向かう」しかない。
 
「人間が賢くなるのは、経験によるのではなく経験に対処する能力に応じてである。」
 
■これまでのやり方と違うところにしか活路はない
・毎日これまでのやり方を変えてやるという頭で来い。
・1年たって何も変えられない奴はクビ
・自分の仕事の報告や相談に来ると、必ず「これ、前と何が違うの?」と訊く。
 
■教わると学ぶのスタンスの違い
「教わる」
先生が教えてくれるのをただ忠実に覚えるだけの受動的な行為である。そこには、自分の頭で考える創造性など入る隙間はない。
「学ぶ」
問題意識を持って能動的に問題に対処するから、自分の頭を必死になって働かせ独自の答えを出す。そこにこれまでのやり方をブレークスルーできる画期的な新しいアイデアや方法が生まれる可能性がある。
 
きのうと同じことをやるのは作業という。
 
■たおやかさを持つ
=柔軟にいかようにも自分を変えて行こうという姿勢を持つこと
「万物は流転していく」
「変身願望」を持って毎日を生きること
「変わりたい」という気持ちと「変われる」という信念を持つこと。
「変われない」と思った瞬間からもうそれ以上は前に進めなくなる
 
万物が変わっていく中で、「今日は何を変えてやろうか」という気持ちを持つことが大事